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#3 山田昌寛(MASA) | タイストリート

#3 山田昌寛(MASA) | タイのポータルサイト タイストリート
 セパタクロー日本代表

#3 山田昌寛(MASA)

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「誠実」、彼にはその言葉がよく似合う。
人間に対して、セパタクローという競技に対して、そして自分自身の人生に対して。
彼は寸文の狂いもなくまっすぐに向き合っている。
それはきっと、様々な挫折を乗り越えてきた人間だけに与えられる力なのだろう。
その瞳は今、日の丸を背負い、誇り高く輝いている。
山田昌寛(MASA)
マイナー、メジャー関係なく、自分たちのやっているスポーツに誇りを持とう

タイストリート(以下タイスト):まず、セパタクローという競技は、こういってはなんですが、今まではどちらかというと地味なスポーツというイメージがありました。
でも先ほどいただいたMASAさんのフライヤーを拝見させていただいたり、youtubeなどで日本代表選手のプレーを拝見させていただくと、こんなにもメジャー感のあるスポーツだったんだと驚きました。ユニフォームもとてもオシャレですし、プレースタイルもとにかく大迫力で。
この、以前にはなかったメジャー感というのは、何か協会や選手の方々に意識改革があったのでしょうか。また、今後セパタクローをこんな風に展開していきたいんだという、MASAさんが思う日本セパタクローの今後の目標をお聞かせください。

山田昌寛氏(MASA)(以下敬称略):メジャー感といったところに関しては、特に協会として意識を持っているわけではないんです。でも確かに、今までこのセパタクローという競技は、受け身の姿勢でいたように思います。周りからもマイナースポーツと言われ、世界の舞台でメダルを取ってもなかなか陽の目を浴びることもなかったんです。だから、カラに閉じこもっていた感じで。
しかし、3年前から選手が協会との間に入れるようになり、選手自らドンドン動いて行こうよ!という流れが出てきました。それが今のこの状況につながってきているのだと思いますね。
最近では、アスリートを応援する「アスリートエール」というサイトも開設され、そこにはマイナースポーツもメジャースポーツも関係なく、それぞれの競技のアスリートたちが紹介されています。このサイトには選手たち自身が、マイナー、メジャー関係なく、自分たちのやっているスポーツに誇りを持とうよ!日本の文化にしていこうよ!という強いコンセプトが含まれていると思います。
山田昌寛(MASA)
【AthleteYell(アスリートエール)】
個人でアスリートの応援や支援を行うことができるアスリート応援サイト。
http://www.spo-navi.jp/athlete/
セパタクローイベント「蹴【KELU】」について

タイスト:なるほど。そんな強い意志の現われの一つとして僕がものすごいパワーを持ったイベントだなぁと感じているのが、蹴【KELU】であり、このイベントを通してセパタクローが更に周知され始めているように思いますが、このイベントについて教えてください。

MASA:蹴【KELU】は、まだ始まって3年目なのですが、非常に反響をいただいております。今回の2011年1月17日の開催で8回目になります。このイベントを始めたことにより、ファンの方々がセパタクローに興味を持ち、また面白い競技だと認めてくれてきたと思います。またこのイベントを通して魅力を感じてくれたファンの方々の口コミも、それが広報の役割を担うようになり、僕たち自身も安心して競技に集中できるようになってきました。
タイスト:有名人の方々も参戦されて大いに盛り上がっているそうですね。
MASA:はい。お笑い芸人のペナルティーのワッキーさんや、元セレッソ大阪の森島選手にもご参加いただいて、東京と大坂でそれぞれ蹴【KELU】開催したり、ご協力いただいています。本当に感謝しています。
11月20日くらいに長居スタジアムでJリーグのハーフタイムショーもやらせていただくのですが、こういった活動の一つ一つがセパタクローの魅力を伝える材料になると本当に嬉しいですね。


「愛するセパタクローを日本でも広めたい!」。そんな熱い想いを抱き続けながら、世界­を舞台に戦ってきた日本代表選手たちが、セパタクローにまったく新しい解釈を与えたのが「蹴【­kelu】 -JUST FLY HIGH-」。ダイナミックに躍動する迫力のプレーは必見!
http://kelu.jp/
セパタクローとの出会い

タイスト:セパタクローは、タイでは学校の授業でも普通に教えられるなど、いわゆる生活に溶け込んだスポーツですが、日本ではまだまだ馴染みのある方は少ないですよね。
そんな中、セパタクローを始められたきっかけは何ですか?

MASA:実は僕は、高校のときまでサッカーの選手でした。初めてのセパタクローとの出会いは、高校のサッカー部の先輩がセパタクローの日本代表に選ばれたことだったんです。
僕は、子供の頃からずーっとスポーツ選手になりたくて、でもその時はちょうど怪我をしていて、その夢を諦めかけていました。
そんな時、ごく身近な人が日本代表選手になったという話を聞いて、僕がずっと思い描いてきた一流のスポーツ選手として生きていく上で、日本代表になる事はとても大きなこと。「もうこれしかない」、そう思いました。

確かにこのセパタクローというスポーツとの出会うことはちょっと困難かもしれません。今はまだ高校や大学にしかチームがなくて、子供の頃から触れ合う機会が日本にはありません。

そういった意味では、いわゆるメジャースポーツと呼ばれるスポーツと比べ、選手一同がその競技を日本に広めて行こうという意識が非常に高いスポーツだと思います。

今年(2010年)の春に、「天才テレビくん」というテレビ番組で取り上げられて、小学生の中でもセパタクローの認知度が少しあがったんです。

自分たちがこの競技を広めたい、という強い気持ち、発信者としての強い思いがあるからこそ、人を動かせるんだと、いつも考えています。そこに強い意志があるからこそ前に進めるんだと。そして、結果、色んな方々のお力添えをいただいて、セパタクローを広めていただけていることに、心から感謝しています。

山田昌寛(MASA)
山田昌寛(MASA)
自分がセパタクローという武器を使って、皆に元気を発信していけるのか、というところが大事

タイスト:MASAさんはビジネス書をたくさん読まれていて、とても勉強熱心でいらっしゃるイメージがありますが、何故たくさんの本を読まれているのでしょうか。
MASA:もともと高校くらいまではほとんど本を読まない人でした。
僕は幸運なことに、セパタクローを初めて2年目ですぐに世界選手権に出場できたのですが、その後すぐに代表を落とされてしまい、正直少しひきこもった時期がありました。
でも、やっぱりこのままじゃ嫌だ!という、もっとうまくなりたいという気持ちが常にあって、その時に先輩に一冊の本を渡されたんです。それはスポーツ心理学の本でした。「セパタクローはメンタルのスポーツだから心を鍛えればうまい選手にも勝てるときがあるし、うまくなるスピードも違うよ」と先輩から言われ、そこから沢山の本を読みあさるようになりました。
そうしたら、哲学書、社長の言葉とか、その人のから学び取ることがたくさんあることが見えてきて、本を数多く読むようになりました。スポーツもまた人生と似ていると思います。セパタクローの1試合も人生と同じで、一点取られたら、次取り返せばいい!と思えるか、沈んでしまうのか、仲間が沈んだ時に自分も一緒に沈むのか、相手を引き上げることができるのかで、全く試合の結果は違う。
セパタクローのノウハウ本というのがまだ世の中にはないのですが、いつか書いてみたいなぁなんて気持ちもあります。それぐらい本は好きです。

ちょっと話はそれますが、セパタクローを子供に教えたり、観てもらったりして何を伝えられるかは分からないけど、自分がセパタクローという武器を使って、皆に元気を発信していけるのか、というところが大事だと思っています。

山田昌寛(MASA)
タイと日本の架け橋になりたい

タイスト:近々のイベント、大会などの情報を教えてください。
MASA:11月12日に開催される4年に1度のアジア大会が当面の大きな大会です。
アジア大会といわれると世界大会より劣るのかと思われがちですが、セパタクローは東南アジアのスポーツで、基本的には東南アジアにしか競合国がいないので、全てのチームがここに照準をそこに合わせてきます。世界大会は毎年あるのですが、事実上の世界一はこの4年に一度のアジア大会で決まるんです。
そのアジア大会が中国の杭州で、12日から27日まで、セパは16日から最後の日までです。

インタビューは2010年10月に行われましたが、その後、セパタクロー男子日本代表はアジア大会で銅メダルという快挙を成し遂げています。

それが終わると、2011年1月17日に蹴【KELU】vol.8が開催されます。場所は渋谷のO-eastです。

タイスト:タイという国はMASAさんにとってどんな存在ですか?

MASA:タイは自分にとって元気をくれる国。いつも刺激を受けています。事実、セパタクローと出会うことでタイと関わることになりましたが、セパタクローを通じて、まぁ、セパタクローを通してだけではなく、今は自分自身がタイと日本の架け橋になりたいと考えてます。

また、それはスポーツに留まらず、タイの企業で日本に進出したい企業を誘致できたりとか、その逆もしかりですし、そういった繋がりを僕たちが作っていくことがもっと出来たら良いなぁとおもいますし、それがきっかけで、もっとセパタクローの環境も良くのではないかとも考えています。

タイのいいところ、日本のいいところ、それぞれの良いエッセンスを取って、お互いがもっと交流していく場を作りたい。日本人は絶対にあののんびりとした平和な文化が大好きになると思います。

自分を笑顔にするために、そして人を笑顔にするために、その武器を磨いて欲しい

タイスト:では最後に、ファンの皆様へ一言お願いします。

MASA:いつも応援有難うございます。心から感謝しています。
僕はたまたまセパタクローで自分自身を見つけることができました。
セパタクローを通じて誰かを笑顔にしたり勇気付けたりできるようになったということです。

そしてそれは絶対に、誰にでもそれぞれの分野で必ずあるはずです。

自分を笑顔にするために、そして人を笑顔にするために、その武器を磨いて欲しいです。
そして、そのためにタイに行ってください。タイは微笑みの国ですしね。僕自身、タイに行って変わったことがたくさんありますから。

早い時期に海外に目を向けることで、日本を見直して、日本ってやっぱいいなぁと思えることもあるし、もちろん新しい価値観を見出すことも出来ます。
そうやって、皆さんも素敵な人生を送ってくれたらと、心から思っております。

山田昌寛(MASA) 山田昌寛(MASA)
セパタクロー日本代表選手。日本体育大学卒業。侍華所属。神奈川県横浜市出身。
大学1年生の時、セパタクローをはじめてから10ヵ月という早さで日本代表メンバーに抜擢される。数々の世界大会で着実に力をつけて、2007年にはレグ戦で世界3位となる。2010年のアジア大会で銅メダル獲得。
後進の育成やセパタクローの広報としても活動中。

■ブログ http://ameblo.jp/takraw/
■Twitter https://twitter.com/takraw501/
■Athlete Yell http://www.spo-navi.jp/athlete/yamada_masahiro/

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